最終兵器、妹

彼女が最終兵器だったという漫画が昔ありましたが、今度は妹が最終兵器です。しかも、最終兵器らしく大きな戦果を挙げています。

 ブルームバーグからです。

「北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）総書記は、オリンピックで新武器を配備して、トランプ政権の制裁と、核計画に対する先制攻撃の脅威に対して反撃した。その新兵器こそ，彼の妹である。

金方正（キム・ヨジョン）は文在寅韓国大統領と握手を交わし、統一された韓国チームに熱狂的に応援し、週末の会合でユーモアを示した。彼女はまた、平壌に兄弟との会談への招待状を文在寅に手渡し、約70年にわたって分断された北朝鮮を再統合する際に "主導的役割"を果たすよう依頼した。

このジェスチャーは、米国と韓国の分裂をさらに深めようとするもので、北朝鮮から核兵器を奪う最良の方法とは異なる。金正恩は、自分の国民を拷問して、自分の道を奪われなければロサンゼルスやニューヨーク市を爆破する狂人だという米国の物語を打ち消す魅力的な攻撃の焦点となった。

北朝鮮がオリンピックに参加したことで、金正恩はドナルド・トランプ大統領のプレッシャーを弱体化させた。金正恩は、文在寅との首脳会談のために、米国の侵略を抑止するために核兵器を維持したままで、これらの利益を確実なものにしようとしている。（以下略）」

さすがにペンス副大統領は、妹パワーには屈しなかったようですが、文在寅大統領はもうメロメロのようです。結果はといえば、米韓の分断を生み出すのに成功したのですから、たいした兵器と言えるでしょう。