ふつふつと沸き上がる維新という政党への疑問 あるいは地方政治の腐敗
東京都知事選で立候補されている小野たいすけ氏の経歴に関して興味深いツイートを発見しましたので、少し引用します。
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球磨川氾濫は川辺川ダムが建設されていれば防げた。少なくとも被害はずっと軽減できた
— 🇯🇵神戸市会議員 岡田ゆうじ (@okada_tarumi) July 4, 2020
建設を阻止したのは蒲島熊本県知事と、副知事として支えた小野たいすけ氏
自らの県政のツケが返ってきて、多くの県民が命を脅かされている中、あなたは遠く離れた東京で何を訴えるというのか?#小野たいすけ pic.twitter.com/vHSYMKGtQC
]ご本人は今回の熊本の水害に関して次のようにツイートされています。
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球磨川流域の記録的大雨、本当に心配しています。市房ダムの緊急放流というのも長年行っておらず、難しい判断が求められています。ともかく、命を守るため、避難場所に行くか、自宅の中でも最も安全な場所にいてください。最後の戦いをしながら、熊本の皆さんの無事を祈っています。
— 小野たいすけ 東京都知事候補 (@taisukeono) July 3, 2020
]今回の水害が、小野氏の上司の樺島知事がダム建設をブロックしていたためであったとすれば、重大問題でしょう。知事が球磨川のダムに反対していたのは、熊本県のHPで確認出来ます。知事は、「これまで積み上げた対策を早急に実施するとともに、防災・減災ソフト対策にしっかりと取組む。また、治水安全度が全国の直轄河川に比べて低い水準にとどまることについては、今後、新たな協議会を設置し、目標を戦後最大規模の洪水と定め、新設ダムを除くあらゆる対策について引き続き検討していく。」と発言していますので、すくなくとも知事は、完全な有罪でしょう。
2月3日(火曜日)第12回「ダムによらない治水を検討する場」(熊本市) / ようこそ知事室 / 熊本県
樺島知事の頭の中には、「どうせそんな規模の水害など起こらないのだから」という予断があったのではないでしょうか。大阪維新が住吉の病院をつぶしたのと同じ臭いを感じます。はっきりとは言えないのですが、地方政治の腐敗臭を感じます。このような地方政治を漫然と見過ごしていて日本は果たして大丈夫なのでしょうか。すくなくとも小野たいすけ氏は今回の水害に関して、自らの政治信条との関わりを明確にすべきだと思います。