第2の天安門まであと一歩

　そのタイミングは近づいているように見えます。

 「　香港警察のスポークスマンは、数ヶ月間続いている抗議の中で、この都市が「完全崩壊の危機に直面している」と説明している。
　ロイターによると、「私たちの社会は全面的な崩壊の危機に瀕している」と警察の広報担当者は最近の暴力について記者団に語った。
　彼は、「暴徒」が列車の線路や送電線にがれきを投げつけ、都市の交通システムを停止させるような「非常識な」行動に参加したと述べた。
　通信社は最近、抗議者が警察に射殺され、男が発砲したと報告した。また、1,000人以上の抗議者のグループが昼休み中に2日間集結し、高価な不動産のある街の道路を封鎖したことにも言及しました。
　警察のスポークスマンは、発火した男は危機的な状態にあると述べた。
　ロイターによると、警察はシティ大学と中国大学で催涙ガスを使用しており、抗議者は中国大学の警察にガソリン爆弾とレンガを投げたと付け加えた。
　AP通信によると、香港の指導者キャリー・ラムは、通勤を妨害することは「非常に利己的な行為」であると記者団に語った。
　　「社会のさまざまな部門の人々は自分たちの立場を堅持し、暴力やその他の過激な行動を認めることを拒否しています」と彼女は言いました。「私は、今日もまだ仕事と学校に通っている人々に感謝します。」
　数ヶ月にわたるデモは、現在棚上げされている引き渡し法案に対応して始まりましたが、より大きな民主化運動へと成長しました。抗議者の要求には、普遍的な選挙権と、警察の残虐行為に対する独立した調査があります。」

Hong Kong on 'brink of total breakdown,' police say | TheHill

警察が公式に匙を投げたのは重大な瞬間であるように思えます。ここで100人単位の死者が出れば、中国は天安門をもう一度やり直すことになります。これでは米中貿易交渉どころではないともいいかえることができます。中国共産党の一党支配に対して国際社会からきビしい目が向けられることとなるでしょう。ますますお友達は、プーチンか金正恩ぐらいしか残らないでしょう。その友情もいつまで持つか誰にもわかりませんが。

これで習近平は来年何があっても来日しなければならなくなりました。中国の外交危機はまさに始まったといえるでしょう。