韓国経済は11月後半から、本格的に崩れ始める
仮想通貨バブルが崩壊したことで、仮想通貨採掘半導体を売っていたエヌビディアの株価が下がるところまでは、いわば当然ともいえます。しかし、その後に続くのは韓国のサムスン、そして韓国経済なのではないでしょうか。
「 韓国上場企業の7-9月期の営業利益増加率(前年同期比)が4-6月期に続いて2期連続で6%台にとどまった。有価証券市場上場企業の営業利益は半導体が好調のサムスン電子とSKハイニックスを除けばむしろ11%以上も減少した。景気が下降局面に入った状況で半導体までピークを過ぎる場合、上場企業の実績はさらに悪化するという懸念が強まっている。 (中略)
「半導体錯覚効果」を除けば状況はさらに良くない。全体上場企業の営業利益1、2位のサムスン電子とSKハイニックスを除いた結果、企業の営業利益は10.5%減少した。有価証券市場に限定すれば11.4%減となる。4-6月期(-3.1%)より減少幅が拡大した。有価証券市場上場企業10社のうち6社は昨年より営業利益が減少した。 」
結局、造船も自動車もだめな韓国経済を支えているのはサムスンの半導体です。しかし、先週半導体関連企業の株価は世界中で著しく下落しました。これは、韓国経済にとってとどめの一突きになるかもしれません。
さしあたっては通貨ウォンの動向が焦点になります。ウォンが下がり始めれば、本格的に終わりの始まりになるでしょう。