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人民解放軍には軍歌がない

男と女の中国語会話術―学校では教えてくれない!

 たまには肩の力を抜いたエントリーを。土曜日ですしね。

 

  上のツイッターでは、カタール警察が中国人民解放軍のマーチを取り入れていることが報じられています。なぜこんなことになってしまったかというと、カタール警察のお偉いさんが、人民解放軍のパレードに見ほれてしまったというのがその原因のようです。

 ついでですから、本家の方も見ておきましょうか。

  まるで京劇のようですね。これも一つの様式美なのでしょう。

しかし、疑問もあります。どんなに検索しても、中国人民解放軍の軍歌はこれ一つなのです。これで大丈夫なのでしょうか。

 たとえば日本の場合であれば、抜刀隊が有名ですね。

 

 プロの歌手がいいですね。それはともかく、これが自衛隊の公式のパレードソングなのではないでしょうか。

 しかし、日本の場合は軍歌といえばこれだけではありません。

これも有名ですね。

 飛行機乗りの歌でしたらたとえば、

これが有名ですね。歌は西郷輝彦です。プロの歌手はいいです。

 若鷲の歌を取りあげるのであれば、外せないのが「同期の桜」ではないでしょうか。

  これらの歌は少なくとも長い間日本人に愛された歌でした。

 問題はここからでして、こうした多くの歌がなければ、旧日本軍はあれだけ激しく苛烈に戦えなかったのではないでしょうか。軍歌をほとんどもたない現在の中国人民解放軍と、軍歌にあふれた旧日本軍とどちらが意気軒昂であったかは明らかでしょう。

 むしろ、今後の展開で興味深いのは、日米VS中国の戦争が終われば、中国は分割、暫定的に日本の自衛隊も平和維持軍として進駐することになるということです。その時の自衛隊の行進曲になるのが、先に挙げた抜刀隊になるのはほぼ確実です。たのしみですね(笑)。