トルコのエルドアン大統領、シリアに接近
残念ですが、トルコはEU離脱に向けて進みつつあるように見えます。シリアの内戦の初期においては、あれだけののしっていたアサド大統領とも会談すると述べています。
「トルコのエルドアン大統領は、シリアのアサド大統領と会談を行う可能性を除外していない。彼のシリアの指導者に対するスタンスはソフトになっているのかもしれない。シリアのクルド人兵士へに双方は反対しており、コンタクトをとるか協力する可能性があるのかと尋ねられると、「政治のドアは最後の瞬間まで常に開かれている」と答えた。
エルドアンは、水曜日に黒海の保養地ソチで開催されたシリア問題の平和的解決のためのロシア・イランとの三か国協議から戻る途中の飛行機で記者たちにそう述べた。
彼のコメントは金曜日に新聞などのメディアで報じられた。
トルコはこれまでアサド大統領に強く反対しており、シリアの将来の役割をアサド大統領が担うことに反対していた。」
Turkey does not rule out possible contact with Bashar Assad | The Indian Express
トルコは、NATOやEUの枠から離れ、ロシアサイドに与することになるのでしょう。クーデターの際にロシアの軍情報部(GRU)から、情報をもらって生き延びたとはいえ、従来の外交方針を覆すのはコストが大きすぎるようにおもえますが、エルドアンは自分の権力が安泰であればよいのでしょう。もうトルコはだめですね。