今後は円安展開か
私もどちらかと言えば、あと1ヵ月から2ヵ月ぐらいは円安気味に展開するのではないかと考えています。
ブルームバーグからです。
「円の弱気派は、ようやくチャンスが巡って来たと感じつつあるかもしれない。
オプショントレーダーは、円に対してドルに強気のポジションを積み上げつつある。ウエストパック銀行とナショナル・オーストラリア銀行(NAB)はいずれも、日本銀行が21日に緩和的な金融政策を維持したことを受け、向こう数日間に113円を超えて円安が進むだろうと予想。他の主要中銀が緩和縮小に向かう一方で、インフレ率が目標を下回り続けている日銀は従来の姿勢を堅持している。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)傘下のナットウェスト・マーケッツの為替戦略責任者、マンスール・モヒウディン氏(シンガポール在勤)は「金融緩和からの出口に向かう最後の主要中銀は日銀になりそうだ。このため円はドル、ユーロ、ポンドに対して弱含むだろう」と述べた。」
円弱気派にようやく春の到来か、日米中銀の姿勢の違いが鮮明に - Bloomberg
確かに中央銀行の政策という点では、円が一番だらだら緩和を続けるとみられます。とするならば、さらなる円安になってもおかしくないですね。
しかし、もう一つ要素を付け加えるとすれば、アメリカのハリケーン被害の保険金はどこから捻出するのでしょうか。膨大なリパトリエーションが生じると考えるのが普通でしょう。とするなら円はまだ安くなることになります。