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換気にむせぶ法輪功

 

法輪功

法輪功

  • 作者:李 洪志
  • 発売日: 2015/06/16
  • メディア: 単行本
 

 法輪功といえば、かつて北京の中南海を無言で包囲するほど動員力があった新興宗教でした。政府の要職にあった人間も参加していたようです。ですので法輪功が弾圧されることになり、多くの被害者が出ました。記事の中にある610弁公室は、もともとは法輪功の取締のために創設された組織でした。ついでに言えば、大紀元というメディアも亡命した法輪功の人たちが始めた事で知られています。そんな彼らが驚喜するニュースです。

 「

米国のブリンケン国務長官は12日、中国の伝統気功、法輪功の学習者への迫害に関わったとして、四川省成都市の当局者1人とその家族に制裁を科すと発表した。

制裁を受けたのは「邪教問題の防止と対応指導チーム」弁公室の元主任、余輝(Yu Hui)氏。制裁は「2021年 米国外務・関連プログラム歳出法(Foreign Operations and Related Programs Appropriations Act、2021)」第7031(c)条に基づいて発動した。ブリンケン長官は同日の記者会見で、同氏が法輪功学習者を恣意的に拘禁したことの関与を認定と発表し、「余氏とその家族の米国入国を禁止する」と述べた。

中国共産党中央の「邪教問題の防止と対応指導チーム」は610弁公室とも呼ばれる。江沢民元総書記が法輪功学習者を迫害するために1999年6月10日に設置した法外機関だ。

国際NGO団体、法輪功迫害追跡国際組織(WOIPFG)によると、余氏は2016年8月~17年7月まで、成都市「610弁公室」の主任を務めた。同氏は現在、同市ハイテク産業開発区管理委員会主任のポストに就いている。」

610遍皇室の末端の組織に制裁が及んだことは画期的です。今後アメリカは中国におけるあらゆる宗教弾圧を制裁の対象にしていくことでしょう。