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長男の不祥事

 

 首相の長男は放蕩していたわけではありませんが、政権を揺るがすことになったようです。

 「 総務省幹部4人が放送関連会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男らから接待を受けていた問題で、同省は22日、国家公務員倫理規程に違反する疑いがある会食に参加していたのは計12人で延べ38件だったと発表した。幹部4人に加え、新たに職員8人が同社関係者と会食していた。このうち11人が懲戒処分などの対象となる見通しで、同省は24日に調査結果と処分内容を公表する。
 接待を受けたことが既に判明している幹部4人は、谷脇康彦、吉田真人両総務審議官と秋本芳徳前情報流通行政局長、湯本博信前官房審議官。
 総務省は、同社関係者が利害関係者に当たると判断した。首相は22日の衆院予算委員会で「私の長男が関係し、結果として公務員が倫理法に違反する行為をすることになったことを心からおわびする」と陳謝。谷脇氏も「国民に疑念を抱かせる事態を招いたことはおわびしたい。私自身も責任を感じている」と述べた。」

放送行政への信頼失墜 幹部4人、懲戒処分不可避―総務省:時事ドットコム

  今回の問題は、首相の長男が関わった限りなく汚職に近い事件であったといえます。これでは、首相は続けられないのではないでしょうか。安倍首相の場合、奥様の奔放な言動が原因でしたが、長男であれば、直接血のつながった人物なのですから、一般の日本人の意識としては、子供の育て方がなっていないとみられるのではないでしょうか。今回の朱書の長男の行動は、どう考えても弁護の使用がありません。こうしたトラブルにつながることはだれの目にも明らかなのではないでしょうか。それを止める内面的な規制がかからなかったという点で、ご長男には批判されるべき理由があるといえます。

 肝心の菅政権ですが、不安定要素がまた一つ増えたことになります。それはそうと、今年は衆院の総選挙のとしですよね。大丈夫なんでしょうかね。こんなことで。