大統領が地政学的環境に与える影響
だんだん、大統領選のゴタゴタが国際環境に影響を与え始めています。
先日のアメリカ政府機関に対するサイバー攻撃 に続いての挑発活動です。
「 韓国軍合同参謀本部は22日、同国の防空識別圏内に中国軍機4機とロシア軍機15機が入ったため、韓国空軍機が緊急発進したと明らかにした。
韓国軍の声明によると、中国軍機が防空識別圏内に入る前、中国人民解放軍から同軍機が定例の訓練を実施していると通知があったという。
JCSは「今回の事象は、中国とロシアの合同軍事演習とみられるが、さらなる分析が必要」と述べた。
昨年7月、中国軍機と合同パトロールをしていたロシア軍機が韓国の領空に入り、韓国軍機が数百発の警告射撃をしている。」
あくまで推測ですが、中国がロシアを誘ってちょっかいを出してきたという事でしょう。こうしたニアミスのような事件は当分続くと考えられます。今回は中国側から通知があったというのですから、本格的な対決にはほど遠いですね。まあ、中国も単独でアメリカを挑発する勇気はないのでしょう。ここが見所で、アメリカに対して決戦兵器を持っていれば、中国は単独で挑発行為に出るはずです。このところを見ておけば今後の展開がわかりやすいかも知れません。ただ、韓国の法は領空侵犯期に対しては実弾で対応するようなので、北朝鮮と息を合わせているのならおもしろいことになるかも知れません。