米軍人家族はバイデン支持

いよいよ大統領選も酣になってきました。ここにきて米軍家族の方に動きが見られました。

 「　300人以上の軍人家族が民主党候補のジョー・バイデン氏を大統領に推薦しています。
　金曜日に発表された公開書簡の中で、軍人の配偶者、両親、兄弟、子供たちは、バイデンを "公共サービスとリーダーシップの生涯の記録を持つ誠実な人 "として支持しました。
　「ジョーとジル・バイデンは軍人の家族である」と支持者は書いています。"愛する者を危険な目に遭わせた時の 恐怖や不安、誇りを熟知している しかし、彼らは軍人の家族以上のものです。"彼らは軍人、退役軍人、その家族、介護者、生存者のための確固たる擁護者である。"
　対照的に、トランプ大統領の行動は、「トランプ大統領が奉仕する人々の命を大切にしていないことを私たちに確信させた」と書簡は述べている。
　より注目度の高い署名者の中には、夫であるスタンレー・マククリスタル元帥が今月初めにバイデンを支持したアニー・マククリスタル、全米軍人家族協会の元エグゼクティブ・ディレクターのジョイス・レイザー、以前にバイデンを支持した元バージニア州知事のテリー・マコーリフ（D）と彼の妻ドロシー・マコーリフ、そしてブルースター家族の共同創設者であるキャシー・ロス＝ドゥーケがいる。
　また、元統合参謀本部副議長のジェームズ・ウィネフェルド提督の妻であるメアリー・ウィネフェルド氏や、オバマ政権で軍事コミュニティと家族政策を担当していたローズマリー・ウィリアムズ元国防次官補も署名者の一人である。
　"私の心の中には、私たちが歴史の岐路に立っていること、そして現政権は、アメリカ人として私たちを団結させるという点で、国のためにうまく機能していないことに疑いの余地はありません」と、バイデンのためのミリタリー・ファミリーズのシニア・アドバイザーであり、6月まで陸軍予備軍のチーフを務め、バイデンを支持する以前の手紙に署名した退役したチャールズ・ラッキー中将の妻であるジュリー・ラッキーは述べた。
　"私は法の支配を支持します "と彼女は声明で付け加えた。"私は多様性と団結の両方を受け入れます。私は共通の利益にコミットしています。チームバイデン/ハリスを選出することは、共和国を保存し、あまりにも長い間、私たちの分割された国で化膿している傷を癒すために必要な最初のステップです。やるべきことはあるが ここから始まる 今からだ"
　また、手紙には、スージーシュワルツ、元空軍参謀本部長の妻ノーティシュワルツとメアリー-ジョー-マイヤーズ、元統合参謀本部長の妻リチャード-マイヤーズ、バイデンを支持する以前の手紙に署名した人の両方があります。
　バイデンのもとには国家安全保障関連からの支持を表明する新しい手紙が次々と届く。
　今週の初めには、300人近くの元国家安全保障当局者が、すでに500人近くの署名を持っていた支持書簡に名前を追加したが、その中には退役した4つ星将校の数十人とトランプ氏の下で働いていた数人の役人が含まれていた。
　トランプ陣営は、その一環として、235人の退役将校からの支持書を発表した。
　バイデンを支持する金曜日の書簡の中で、軍人家族は、アフガニスタンで米軍を殺すためにタリバン戦闘員に懸賞金を提供するロシアの陰謀疑惑に関してトランプ氏の解任、2016年の選挙中のゴールドスターファミリーとの戦い、そして彼は 「捕まっていなかった人たちが好き」というコメントで故ジョン・マケイン上院議員（R・アリズ州）のような捕虜を軽蔑していることを強調した。」

More than 300 military family members endorse Biden | TheHill

よく読めばわかりますが、トランプ大統領に反対しているのは、いわゆる米軍の幹部層です。一般の兵士が反対しているわけでは決して内。つまりは、トランプ大統領が過去4年間の間に米軍の言うことを聞かなかったということです。米軍の世界的な展開を縮小することにトランプ大統領は努力していましたが、それが、米軍幹部にとっては我慢ならなかったのでしょう。現在のオブライエン安全保障担当補佐官は国務省出身ですしね。ただ米軍幹部の本音はトランプ大統領に反対というのは確実に言えるでしょう。