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プーチンのちびっ子ギャングGRU

ちびっこギャング(吹替版)

ほんとにちびっ子だったら良かったのですが、中の人はおっさんでやることはちびっ子なのがロシア軍情報部GRUです。

 「 英政府は19日、今夏に予定されていた東京五輪パラリンピックの関係団体などに対し、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)がサイバー攻撃を仕掛けていたと発表した。攻撃の詳細や被害の有無は明らかにされていない。
 ラーブ英外相は同日の声明で「五輪・パラリンピックに対するGRUの行動は無謀で、われわれは、可能な限り強い言葉で非難する」とした上で「英国は今後も同盟国と協力し、将来の悪意あるサイバー攻撃に対処していく」とした。
 英政府によると、東京五輪の主催者やスポンサー企業などを標的とした偵察行為があった。攻撃が実施されたのは、新型コロナウイルスの影響で五輪の延期が決定した3月より前の時点という。
 攻撃の背景には、世界反ドーピング機関(WADA)が昨年12月、ロシアのドーピング問題を受け、東京五輪パラリンピックなど、主要大会から4年間除外を決めたことにある。
 英メディアは、ロシアがこの処分に反発し、大会運営を妨害する目的で攻撃した可能性があると指摘した。英紙ガーディアンによると、ロシアはドーピングに関する調査を行う機関にもサイバー攻撃を仕掛けていた。
 英政府によると、GRUは2018年2月の韓国平昌冬季五輪にもサイバー攻撃を加えていた。GRUは北朝鮮や中国のハッカーに成りすまし、マルウエア(悪意あるソフト)による感染で大会のコンピューターネットワークの機能を停止させるなどの妨害工作を狙ったという。
 米司法省は19日、平昌五輪などを標的にサイバー攻撃を行ったとして、GRU所属の6人を訴追したと発表した。
 ロシアのサイバー攻撃をめぐっては、英政府機関「国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)」が今年7月、ロシアのハッカー集団「APT29」が新型コロナのワクチンを開発する英、米、カナダの組織を標的にハッキングを仕掛けていると確認していた。」

ロシアが東京五輪・パラ関係団体にサイバー攻撃 英政府発表 - 産経ニュース

 オリンピックにドーピングを使い、出場停止になると今度はサイバー攻撃とロシアは典型的なチンピラ国家に成りはてました。そのチンピラ活動を担っているのがロシア軍情報部です。昔は赤軍情報部ともいったのですが、いまではプーチンの私兵として様々な騒動を世界各地で引き起こしています。有名なところではスクリパリ下ロシア工作員暗殺未遂事件ですね。この事件を起こしたGRUの要員の身の上がすっかり調べられ英国メディアで公開されています。そのぐらいとんまなんですね。こうしたちびっ子ギャングの不法行為に英国はかんかんなのです。これは日本が事実上の英国の同盟国なので教えてくれたという側面もあるでしょう。