中国は台湾の領土ではない
こんなことは当たり前なのですが、いよいよ「一つの中国原則」が崩れそうです。
「 世界的な市長同盟が台湾の都市を中国の一部と呼ぶことをやめたことにたいして、欧州連合(EU)が支援に乗り出したことで台湾は月曜日に満足感を表明した。
中国は、国際的なグループや企業がウェブサイトや公式文書で、民主的な台湾を中国の一部であると言及する努力を強めており、台湾政府とその多くの人々の怒りを買っていた。
週末には、ブリュッセルに本拠地を置く「気候とエネルギーのための市長のグローバル規約」が、台湾の6つの加盟都市を中国に属しているとウェブサイトに掲載し始めたことを受けて、台湾当局者は怒りをあらわにした。
その後、各都市の市長が公開書簡を書いて、決定を取り消すことを求めた。
台湾のジョセフ・ウー外相は、抗議の後、グループは、元のチャイニーズ・タイペイの一部であるとの都市の指定に戻ったと述べた、台湾は北京の参加に対する反対を避けるために、オリンピックのようないくつかの国際機関で使用されている名前を使用しています。
欧州連合(EU)は「この取り組みに協力してくれた」と呉氏は議会で述べ、詳細は明かさなかった。
「我々は皆の努力の結果、名称が元に戻ったことを非常に喜んでいる」と彼は言った。
「この名前を気に入らない人もいるかもしれないが、少なくとも我々の参加方法が他国の下に置かれることはない」。
台北にあるEUの事実上の大使館は、コメントを求められてもすぐには応じず、世界規約もコメントを求めなかった。
台湾と国交のあるEU加盟国はなく、EU自身も第二の貿易相手国である中国を怒らせることを警戒し、台湾に関しては目立たないようにしている。
世界規約によれば、その使命は「世界中の都市で気候とエネルギーに関する行動を喚起すること」であり、8億人以上の人口を代表している。中国の唯一の都市は香港である。」
With EU help, Taiwan gets rare win in China naming dispute | Reuters
市長の連合での小さな話と言えば小さな話なのですが、冷戦終了時の壁が崩れた時のような衝撃がある話です。EUもいよいよ中国と距離を取り始めたことを示すニュースでしょう。いやそれにしてもおめでたい。