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ロシアのミサイル開発

トランペッター 1/35 ロシア連邦軍 S-300V 9A83グラディエーター 地対空ミサイルシステム プラモデル 09519

 ロシアのミサイルの内s400シリーズはトルコが購入したことで有名になりましたが、そろそろS500が登場するようです。

 「 国防総省と米国の諜報機関は、最終的にロシアの軍隊に引き渡される前に国家試験に入るので、ロシアの最も先進的な対空ミサイルシステムを注意深く観察するであろう。
 プロメテウスの愛称で呼ばれる最先端のシステム(正式には55R6M「Triumfator-M」として知られている)は、可動式の地対空ミサイルシステム(SAM)であり、フィールドテストの最終段階を経る。ロシアのユーリ・ボリソフ副首相は、月曜日にモスクワ近くのパトリオット・パークで開催される陸軍2020フォーラムでの国家評価の開始を発表した。
TASSによれば、「ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、最新のS-500地対空ミサイルシステムの部隊への輸送は2020年に始まる」と述べた。「ロシアは、2017年からトヴェリにある航空宇宙軍の陸軍士官学校で新しいシステムを操作する方法を学ぶために専門家を訓練してきた。」
 中距離弾道ミサイルやロシア空域に接近する大陸間弾道ミサイルを迎撃し、現在のS-400システムを補足するように設計されている。
副首相はモスクワ近郊の数日間にわたる主要な防衛技術フォーラムへの最新の発言で次のように述べています。「事実は、国家試験が始まっており、現在S-500構成、その簡略化された構成がすでに利用可能であり、購入作業が進行中です。」
 S-500のニュースが国際的な報道でますます取り上げられるようになった昨年、ロシアの国防当局者は 「プロメテウス」は 宇宙の目標に到達することができると主張した。」

"Capable Of Hitting Targets In Space": Russia Kicks Off Final Testing Of S-500 'Prometheus' System | Zero Hedge

 まあ、素直に読めば人工衛星も撃墜可能と言うことなのでしょう。ただ、このS500の特徴は航続距離の長さにあります。ウラジオストックに配備すれば、北海道の西側まで到達することになります。これを中国に置けば、米軍は大変困ることになるでしょう。大陸間弾道ミサイルの中間早期段階での迎撃も可能なようなので、非常に強力な防空システムと言えるでしょう。