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J20B本格生産開始

Air Force 1 1/72 中国人民解放軍空軍 ステルス戦闘機 J-20 完成品

少なくとも中国共産党首脳陣の頭のなかでは、着々とアメリカを撃破する未来予想図が描かれているようです。J20Bは一応ステルス機ですし、第五世代ですし・・・・。

 「中国は7機の成都J-20ステルス戦闘機の飛行のビデオを公開した、このことは、第5世代の戦闘機が地域の米国との軍拡競争として生産に入ったことを示唆している。
人民解放軍空軍が火曜日に発表し、国営テレビで放映された最新の広報ビデオでは、訓練運用中の7機のJ-20が上映された。
2017年に導入された重量級双発機J-20は、中国の最新鋭の戦闘機である。低レーダープロファイルの機体、エネルギー吸収性の高いステルス素材で覆われたスキン、視覚範囲外の目標を交戦させることができる武器などを備えたJ-20は、アメリカのF-35ライトニングのライバルとなっている。
2番目に大きいJ-20の飛行は、8月1日のPLAデーに向けた空軍のビデオで公開され、5機のジェット機が映し出された。
4分ほどの長さの最新映像は、人民共和国とその空軍の70周年を記念したドキュメンタリーシリーズの一部で、10月1日にもJ-20の飛行が予定されている。10月1日の記念軍事パレードには、J-20のもう1機が参加する予定です。
"香港に拠点を置く軍事評論家の宋忠平氏は、「この映像は、量産型のJ-20が多数就役し、戦闘の準備が整ったことを示すものだ」と語った。
成都航空産業グループは昨年末までに約20機のJ-20を製造したとみられているが、ジェット機のエンジンの問題で生産が遅れている
中国の技術者は、J-20用の高推力ターボファンWS-15エンジンを開発していたが、作業は予定より遅れていた。」

PLA Air Force formation ‘a sign of stealth fighter mass production’ in China | South China Morning Post

人民解放軍にとって欠けているのは信頼出来る冶金企業なのです。これが出来ないために、いつまでもまともなエンジンが完成せず、今回も恐らくロシアから輸入したのでしょう。エンジンを作ることが出来ない、と言うのが、人民解放軍の航空機の最大の弱点なのではないでしょうか。それでも、基盤となる技術は一定水準にはたっしているでしょうから、決して甘く見てはいけませんが。生産ラインは確立したと見ておけば良いのでしょう。

 中国は、近代戦争を戦ったことが一度もありません。ひ弱な人民解放軍兵士にどこまで戦えるものでしょうか。戦えるとすれば、ボタンを押すだけのミサイル部隊ぐらいでしょう。