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中国はどこまで孤立するのか

第12話「東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き」

これが巣鴨の一人すき焼きだそうです。すき焼きはやっぱり家族でいただきたいですね。孤立してしまえば、それも仕方がないのかも知れません。中国も嫌われ方だけで言えば群を抜いているので、孤立化まっしぐらです。国際政治だけでなく、経済でも包囲網が引かれつつあります。

インドが中華アプリを禁止した事は已然にお伝えしましたが、いいよいよ、アメリカもそれに加わるようです。 

「 米国のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官は6日、中国政府がティックトック(TikTok)を含む中国製のソーシャルメディアアプリを使ってユーザーを監視しているとの疑惑をめぐり、米政府が使用を禁止することを「検討している」と明かした
 インドはすでに、国家安全保障とプライバシーに関わる懸念から、広く人気を集めていたティックトックを禁止し、その他複数の国々も同様の対応を検討しているとされる。
 ポンペオ氏は6日、米FOXニュース(Fox News)の司会者ローラ・イングラハム(Laura Ingraham)氏から米国は「特にティックトック」といったアプリの遮断を検討すべきかと問われると、トランプ政権は「この件を非常に真剣に受け止めている」とし、「われわれは確かにそれを検討している」と話した
 同氏によると、米国は「長期間」にわたり、インフラ上で中国製のテクノロジーが使われているという「問題」について取り組んでおり、「実際に進展している」という。
 さらに「人々の携帯電話に中国製アプリが入っていることについて、国が解決すると約束できる」と述べ、「大統領の前で話題にしたくないが、われわれが検討していることの一つだ」と話した。(略)」

米国務長官、TikTok含む中国製アプリ禁止を「検討」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

このまま行けば、中国とのネット切断、さらには中華性のスマートフォンの持ち込み禁止まで行くことに成るでしょう。つまり中国はアメリカとその同盟国にとっては文字通り「人外の地」と成るわけです。そうなったら、中国との貿易も根本的に瓦解することになります。ただ、中国は国内の混乱のためにアメリカから食糧を輸入し続けなければならないでしょうが。中国はもう遠い国になってしまいました。この調子でアメリカと中国のパイプはどんどん細くなっていくことでしょう。