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マジで辞任する5秒前、ケリー主席補佐官!

MajiでKoiする5秒前

 

 ホワイトハウスでまたスタッフが離れる事になりそうです。

  「ジョン・ケリー首席補佐官は、先月、トランプ大統領に「激怒」し、職を辞すると脅したといわれる。
 状況に通じている情報筋によると、ケリー補佐官は、3月28日にオーバル・オフィスでトランプ大統領に対して激怒し、「もうやめてやる」とつぶやいて自分のオフィスに戻ったと言われる。
 あるホワイトハウス高官によると、ケリーは「不満をたぎらせて」おり、自分の恐喝する発言は「少し強すぎた」と述べている。
 情報筋によれば、その発言は退役軍人長官のデビッド・シャルキン罷免に関するものではなかった。また、キルステン・ニールセン国土安全保障長官を含めた他の高官たちが、ケリーの元を訪れ、なだめたという。
 また,ケリーも私物をまとめ始めたと言われている。
 このニュースの数日前には、ケリー補佐官が、スコット・プルーイット環境保護局長を罷免するように勧めたのを、トランプ大統領が無視したというニュースがWSJで報じられていた。
 プルーイットが、ロビイストである妻が市場価格より安く購入したコンドミニアムに滞在しており、環境保護局は20名もの高官にセキュリティをつけて何百万ドルも税金を用いていることが報道された後で、トランプ大統領はプルーイットを擁護するようになった。
 トランプ大統領は、これまでに、ケリー首席補佐官の罷免を検討していたと言われる。
 また今年の初めにはケリーはしばしばトランプ大統領に自分の言い分を飲ませるために辞任するという手段を用いていたと言われる。
 また、今月初めからケリーのホワイトハウスエストウィングでの影響力は低下しているとされる。(以下略)」

Kelly threatened to quit chief of staff post last month: report | TheHill

 ティラーソン国務長官、マクマスター安全保障担当補佐官に続き、ケリー首席補佐官も辞任することになりそうです。あのスティーブ・バノンは,ケリーが居なくなれば、首席補佐官はトランプ大統領が務めるといっているほどですから、後任には苦労することでしょう。
 確かに、トランプ大統領は、ホワイトハウスのスタッフを入れ替えたいという希望をもっていましたが、いざ実現すれば、政権を大きく揺るがせることになりました。今年は中間選挙ですが、このままではかなり厳しい事態が予想されます。特に外交面では、トランプ大統領北朝鮮に対して過剰に譲歩する可能性が高くなりました。日本に取っては悪いきざしです。

 いずれにせよ、ケリー補佐官の辞任(若しくは罷免)は時間の問題でしょう。