今回の衆院選は、朝鮮半島有事の準備
当初は、はぐらかしていた安倍首相ですが、本人の発言が報道されましたので、記録にとどめておきます。
毎日新聞からです。
「安倍晋三首相は8日夜、インターネットテレビ局「AbemaTV」の番組に出演した。核・ミサイル開発を進める北朝鮮について「あらゆる手段で圧力を高めていくから、状況は緊迫していく。今年暮れから来年にかけて選挙をする状況ではなくなる」との見方を示した。
野党側は、首相が秋の臨時国会で審議をせずに冒頭解散したことを批判している。このため、あらためて北朝鮮情勢の緊迫化を理由に、解散への理解を求めた。
首相は北朝鮮への石油精製品などの輸出を規制する国連安全保障理事会の制裁決議をあげ、「石油製品がカットされたら大変なことになる。基本的に緊迫度は増す」とも語った。
また、首相は「結構、早い段階で解散を考え始めていた。今年の半ばころからだ」とも語った。【遠藤修平】」
安倍首相:北朝鮮「年末から情勢緊迫」 見方示す - 毎日新聞
最悪の場合、安倍首相の発言通りに事態は推移していくことでしょう。今回の選挙の最大のポイントは、消費税などではなく、国民の財産と生命に直結する対北朝鮮有事なのです。
仮に北朝鮮が安定化したとしても、その次は中国が控えているわけです。アメリカは密かに対中国に舵を切りつつあります。中国との軍事衝突が発生した場合、現在のままでは多くの日本人が犠牲になることになります。そうした事態を防ぐためには今から法制度の改正などしかるべき準備を急がねばなりません。
その点まで十分に考慮した上で、候補者を選ばなければいけませんね。
アメリカの対中政策の転換に関しては、次のエントリーも役に立ちます。