メルケルが首相を辞任する日
Angela #Merkel, Volker #Bouffier und @_A_K_K_ rufen unsere hessischen Wahlkämpfer an: Vielen Dank und jetzt nochmals Vollgas für den Endspurt. Es lohnt sich, um jede Stimme zu kämpfen! #starkesHessen #ltwhe18 @cdu_hessen pic.twitter.com/NWSKTcJn8O
— Boris Binkowska (@BorisBinkowska) October 21, 2018
意外と早そうです。
「ドイツ首相の政権を脅かす恐れのある切迫した選挙での投票が始まる前に、アンゲラ・メルケルは、ヘッセン州の住民に電話をかけているところを写真に撮られている。
ドイツの指導者は、有権者に直接電話する珍しい措置をとって、ドイツ金融界の中心地であるフランクフルトを州都にもつヘッセン州で候補者のCDU候補を後押しするよう有権者に必死に頼み込んだのだ。
アンジェラ・メルケル氏は、CDUの伝統的な拠点の一つであるヘッセン州で政治力を掌握することに必死になっている。
しかし、極右政党であるドイツのための選択と緑の党が支持を伸ばす中で、キリスト教民主同盟(CDU)は敗北するという予測が有力になりつつある。
ツイッターに投稿されたメルケル首相が電話をかける写真は、キリスト教民主同盟(CDU)の下で18年渡って確保してきた権力にしがみついているメルケル首相の脆弱性を暴露した。
メルケル首相が電話をかける写真を投稿したニコ・ランゲは、次のように記している。「おはようございます。こちらがメルケル首相です。フォルカー・ヴォフィエエッセン州首相とアンネグレート・クランプ=カレンバウアー党事務局長は、直接電話をかけることでヘッセン州のCDUの選挙運動者を励ましている」
2015年にアフリカと中東の難民が100万人を超える難民がドイツに到着したことで、アンジェラ・メルケルの人気は、打撃を受けました。
ZDFが依頼した世論調査会社Forschungsgruppe Wahlenによると、メルケル首相の与党は、今回のヘッセン州の選挙では26%しか投票が集まらないと見られている。
今回は、党が38.3%の座席を獲得した2013年のこの地方の最後の選挙の結果と比較して、メルケル首相の与党が12%低下することを意味するだろう。
昨年の大統領選挙で大きなダメージを受けたメルケル首相は、内相でCSU(キリスト教社会連合)指導者のリーダーであるホルスト・ゼーフォーファー(Horst Seehofer)がドイツの移民への国境を塞ぐと脅した時、彼女の権力にとって最大の脅威に直面した。
ドイツの指導者は、シホーファー氏が移住者をより均等に配分するための広範なEU案件を確保しない限り、亡命希望者を拒否し、警察に亡命希望者を返還するよう命じると脅迫した。
この動きはメルケル夫人に3カ月前の政府とEUのシェンゲン(Schengen)体制の崩壊を誘発させた。」
首相自らがどぶ板選挙を行うという印象がありますね。バイエルン州に続いて、ヘッセン州でも与党CDUが敗北すれば、いよいよメルケル首相への辞任要求も大きくなるでしょう。
この10年あまりの年月でドイツの繁栄を保証してきたのはメルケル首相でした。このメルケル首相が政権の地位から追い落とされれば、ドイツのみならず、EU圏、ユーロ圏にも甚大な影響が及ぶことでしょう。