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僕(大統領)は友達が少ない!

僕は友達が少ない 隣人部ボーカルコレクション

僕は友達が少ない 隣人部ボーカルコレクション

 だれか哀れなトランプ大統領のために隣人部を作ってあげてほしいと思います。

  そもそも、トランプ大統領には友人が少ないのです。外国の首相で友人といえるのは、日本の安倍首相ぐらいでしょう。WSJが、どれだけほのめかそうと、この事実には変わりがありません。

 トランプ大統領の側からすれば、国内での選挙対策のために、北朝鮮と手を打ったことは、日本への裏切りだったでしょう。しかし、通貨の問題や貿易の問題が、日米間の間であまり問題にならないのは、安倍首相がトランプ大統領にとっての心のよりどころであるからに他なりません。

 でなければ、国連総会のために訪米する際に、トランプ大統領から「一緒にゴルフをしよう」という申し出はありえないはずです。

 状況が違うのが、ドイツのメルケル首相で、反移民を唱えるトランプ大統領に対し、移民を積極的に受け入れたメルケル首相は、政治的にも真逆の位置にいるといえます。そして対米黒字も日本の50%増しです。

 普通に考えれば、ユーロ高への誘導も考えられるのですが、トランプ大統領ならば、ドイツ経済にとってのダメージを選択するでしょう。為替も広い意味での経済も、対米関係のパラメータでしかありません。

 対米関係が悪化しいてる中で、経済的な繁栄もあり得ないのです。日本の失われた20年も米中蜜月の効果にすぎませんでした。その米中蜜月を打ち破ったのがトランプ大統領です。ですから、今後は日本経済にも成長のチャンスが訪れていることになります。残念ながら、日本政府はこのことに気がついていないようですが。

 ですから、予想外のイベントがない限り、過度の円高はあり得ません。むしろ、今後のEU経済、中国経済に変調が現れると見るべきでしょう。

 それにしても、トランプ大統領の友人の少なさは驚くべきものです。今週はついにNYTに匿名でホワイトハウス幹部がトランプ批判記事を掲載していました。

 おそらくは、ケリー首席補佐官だと思われますが、トランプ政権を指させるスタッフにも、大統領は相当嫌われていることは確かなようです。

 フェイク・メディアといってメディアを批判しても、日常的に接点があるスタッフから反旗が揚がっているのですから、トランプ大統領はつくづく孤独なのです。友人としての安倍首相はますます手放しにくい存在になっているのではないでしょうか。