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北朝鮮の状況は予断を許さず

 北朝鮮との交渉妥結はまだまだということのようです。ここではポンペオ国務長官の発言を紹介しましょう。

  「ポンペオ国務長官は、6月12日の首脳会談を前に、トランプ政権は北朝鮮との合意からは隔たっていると日曜日に述べた。
 「我々が我々の希望を達成したと宣言できるほど北朝鮮との関係はほんの僅かな違いしかないと言える場所にはいない」とポンペオ国務長官は「フォックスニュースサンデー」でクリス・ワルラスに述べた。
 「まだまだ仕事が残っている。リスクに関しては我々は目を広く見開いて注目している。しかし、金議長が戦術的変化をもたらしたいと望んでいることが我々の真摯な希望だ。」と彼は続けた。「国家と人民に対する金議長の戦略上の変化は、もし金がその準備があるならば、トランプ大統領は意向が成功することを保証する準備がある。(以下略)」

Pompeo: Not yet 'remotely close' to achieving goals with North Korea | TheHill

 結局、北朝鮮との交渉はまだ完了していないということです。完全な核廃棄に関する条件がまだ整っていないということです。
 金正恩シンガポールまでたどり着けないのではないかという疑問はさておき、核放棄のための方法論で議論がわれているのでしょう。
 核兵器だけが問題なのではありません。生物化学兵器の廃棄、そして日本の拉致問題も大きな障害になっていることが予想出来ます。