安部・ポンペオ会談はあるのか?
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今月29日から来月3日までの日程で、安倍総理がアラブ首長国連邦・ヨルダンに加え、イスラエル・パレスチナを訪問します。
今回の外遊の目的は、イスラエルとパレスチナの和平問題を巡って二国家解決を支持している日本政府が、双方との良好な関係をばねにして、橋渡し役を務めることにあります。
確かに、現在、パレスチナ自治区ガザとイスラエルの境界沿いで27日、パレスチナ人のデモ隊がイスラエル軍と衝突しており、何らかの緩和措置は必要です。しかし、これだけが目的なのでしょうか。
現在、アメリカのポンペオ国務長官も外遊中です。まず、ブリュッセルに立ち寄り、その後、サウジアラビア、イスラエル、ヨルダンに立ち寄る予定です。
気になるのは、安倍首相の外遊日程とイスラエルで合流するようにみえることです。イスラエルでアメリカの国務大臣と日本の首相が合流するというのは、事前に示し合わせた日程であることをつよくうかがわせるものです。
会談が行われると仮定して、その目的の一つは、安倍首相とポンペオ国務長官の初顔合わせにあります。実際に訪朝し、金正恩とも対談を果たしたポンペオ長官から、人目につかない(笑)中東で話を聞き、今後の北朝鮮の対応を協議すると考えられます。
第二の目的は、イラン問題でしょう。今後のイランとの戦争で日本が協力できることがあるのかが議論されると考えられます。ただ、日本が軍事力を展開できないことを考慮すれば、中立的な立場でイランとの仲介にあたるというのが最も可能性が高いでしょう。
第三の目的は、中国をどうけん制するかを協議することになります。アメリカは中国をまず経済的に締め上げ、後に軍事的にも圧力をかける姿勢を見せています。ファーウェイ社やZTE社への制裁は、その前座に過ぎないのです。
こうした協議がイスラエルで行われるというのが、非常に興味深い点です。今後の来るべき世界大戦の準備が着々と進められているからです。