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充実する人民解放軍ミサイル軍

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 このミサイル軍は、もともとは第二砲兵部隊と呼ばれていたものです。アメリカのミサイル部隊は、士気の低下と予算不足、それに施設の老朽化に悩まされていますが、中国のミサイル軍は、潤沢な予算とほとばしり出る戦意で知られています。つまりは、最も好戦的なのがこの部隊なのです。

 「中国は、中型および大型軍艦に精密照準攻撃が可能な新たな中長距離ミサイルを実戦配備したと公式報道が報じている。
 中国中央電視台CCTV)によれば、中国国内で開発されたミサイルは、人民解放軍ロケット軍によって運用されており、核による反撃が可能である。これらのミサイルは中国のミサイル戦闘能力のさらなる向上を示しているとCCTVは述べている。
 これらのミサイルは、中距離もしくは長距離の地上の目標、もしくはそれと同等の大きさの海上の戦艦に対して精密照準攻撃が可能であると環球時報CCTVの報道を引用して伝えている。
 「このブレークスルーが意味するのは、ミサイルの反応速度目標補足能力の向上である」と、人民解放軍軍学術研究所の張軍社(Zhang Junshe)は、環球時報に述べている。
 人民解放軍ロケット軍は、習近平の軍制改革の一環として創設された。現在は核による反撃と中長距離の精密照準攻撃に焦点を当てている。
 報道によれば、ロケット軍は「戦闘の準備が整っており、時間通りに発射でき、深刻なダメージを与える」とのことだ。」

China activates new long-range missiles for striking ships: Report | world news | Hindustan Times

 この記事の中に出てくる張軍社は有名人です。海軍副武官としてワシントン勤務の経歴を有する知米派の一人であり、しばしばメディアに出演しています。

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 基本的には米国関係の研究を統括している人物です。ですから、彼の論評が中国共産党系の雑誌「求是」にしばしば掲載されます。その彼が、ミサイル部隊の充実ぶりを評価しているのですから、今後の来るべきアメリカとの戦いにおいて、このミサイル軍が中心的な役割を果たすことは非常に可能性が高いといえます。

 この記事にあるように、精密照準攻撃が可能ということは、人工衛星による位置確定技術が進歩しており、発射までの時間の短縮は、軍組織間のデータリンクがかなり完成していることを示しています。

 率直に言って、あと5年は米軍の優位は揺るがないとしても、10年後、20年後となれば、米中の軍事バランスは覆るでしょう。