フランス、4月2日から全国規模でストライキに突入
従来の労働慣行を遵守したままでは、若年労働者の失業率も高止まりしたままです。かといって、強権的に改革を迫れば、今回のような事態を招きます。
ユーロには良くない乳y-すであることに変わりはありません。
「マクロン大統領は、これから3ヵ月の間、ストライキに悩まされることになる。彼がUEの規則に屈したことへの報復としてである。
ストライキは4月2日から始まる。そして、12週間にわたって繰り広げられる予定だ。その間、フランスは全国規模で麻痺状態に陥る。
激怒する鉄道労働者を代表する主要4労組が、国営鉄道SNCFの鉄道独占を、EU方によって定められている競争に晒すという決定に対して反対するように呼びかけている。
好戦的な労働組合員は手に手を取って、26万人もの鉄道労働者生活のために、そして50代で退職できる権利のために、マクロンのリストラ計画に反対してきた。
フランス国鉄総裁のギョーム・ペピーは、ジュルナル・ドュ・ディマンシュ紙に、「今回のストライキは客に大きな負担をかけるだろう。交通に最大のインパクトを与えるように今回のストライキは計画されている」と語っている。
エリザベス・ボルヌ運輸大臣は、2020年からの競争に向けて段階的に路線を解放していくと述べた。そして、怒れる鉄道労働者達に、既存の鉄道労働者はほとんど犠牲にならない見込みだと保証している。
彼女はル・パリジアン紙に、『現在の鉄道労働者は、競合に晒された場合でも、従業員としての地位とその権利を維持するだろう』と述べている。
『これらの条件に何の問題があるというのだ?』
今回のストライキは、マクロン大統領の支持率が下がり続ける中で発表された。マクロン大統領は就任以来一貫して支持率を下げている。
53%の通勤客は鉄道ストを正当化されないと批判しているが、その批判は先週の58%から今週は53%に低下した。
マクロン大統領の支持率は,最近の世論調査によれば、11%減少した。
しかし、鉄道労働者の激しい反発にも関わらず、70%が彼の鉄道改革を支持している。多くのフランス人が、GDPの56%を公共部門に支出できないと考えているためだ。
マクロン大統領が税制改革の後で年金受給額を引き下げられたあと、マクロンには「金持ちの大統領」というあだ名がつけられた。
また農民も生産物価格の低下のために、マクロン大統領を批判している。」
Emmanuel Macron punished with THREE MONTHS of strikes over rail reform | UK | News | Express.co.uk
こうしたニュースを目にすれば、日本の80年代の鉄道民営化の話を思い出します。日本は改革できましたが、フランスはそのまっただ中というわけです。
それは置くとしても、フランス経済、ひいてはユーロ県経済にとっても良くないニュースでしょう。