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クシュナーの導師(グル)

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 グルと書くとなかなか怪しげでいいですね(笑)。

  「ホワイトハウス上級顧問のジャレッド・クシュナーは、今回就任するジョン・ボルトンにたびたびアドバイスを求めていたことが明らかになった。
 WSJは、水曜日に、クシュナーがボルトンに電話をかけ、国連に関するアドバイスや洞察を求めていたことを報じている。加えて、ホワイトハウスは、クシュナーにクシュナーに重要案件に関して相談するように求め、その結果、ボルトンがケーブルテレビに出演する際にはトランプ政権の様々な問題に関して精通していたとのことだ。
 ホワイトハウスに補佐官として就任する前に、ボルトンはフォックスニュースのコメンテーターを務めていた。
 クシュナーは中東の和平協議からメキシコとの関係に至るまでホワイトハウスの幅広い問題を担当している。クシュナーのセキュリティクリアランスがダウングレードされてから彼の責任が変化したかどうかは明らかではない。(後略)」

Kushner has called Bolton for advice over past year: report | TheHill

 ジョン・ボルトンがいきなり政権入りした場合の懸念を打ち消す内容と言えます。
 外交案件としては、クシュナーが中東和平案作成、メキシコ、サウジとの関係調整を担当すると見られます。それに対して、ボルトン・ポンペオは、イラン、北朝鮮に対して従来よりはるかに強硬な姿勢を取ると考えられます。
 最近のアフガニスタンでのタリバンとの交渉も、イランとの対決を念頭に置いたものでしょう。おそらくは、北朝鮮の対応は二の次になると予想されます。
 WSJは,クシュナーをグローバリストと呼んでいますが、実際のところは、イスラエルの代弁者といった方が正確でしょう。
 今回のボルトンとクシュナーの関係の暴露により、少なくとも安全保障スタッフの交代は一貫した方向性の元に行われていると判断することができます。