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「人間のくず」吠える!

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 「人間のくず」といっても、ここまで来れば寧ろ褒め言葉ですね。

 産経新聞からです。

「トランプ米大統領の国家安全保障問題担当補佐官に就任するボルトン国連大使は米政府系放送「ラジオ・フリー・アジア」(RFA)とのインタビューに応じた。ボルトン氏は、5月末までに実施予定の米朝首脳会談について「真の目的は北朝鮮の非核化であるべきだ」と述べた上で、「もし北朝鮮が(非核化に向けた)真剣な議論をする用意がないのであれば、会談は極めて短時間で終わるだろう」と警告した。

 インタビューはボルトン氏が補佐官に指名される前の19日に行われ、RFAが23日に内容を公開した。

 ボルトン氏は、北朝鮮に対する軍事攻撃について「好ましくないし、誰も望んでいない」としつつ、「北朝鮮核兵器を持たせたままにするのも誤りだ」と強調。米朝首脳会談の見通しについては「北朝鮮はこの25年間、約束を破り続けてきた。彼らが(非核化に)真剣なのかは疑わしい」との見方を示した。

 また、「北朝鮮はこれまで、交渉を核・弾道ミサイル開発の隠れみのに使ってきた。同じ策略に再びはまってはならない」と指摘。2003年にリビアカダフィ旧体制に完全核放棄を受け入れさせたときと同様に、北朝鮮の核開発に関する全ての機器や資材を米政府が接収することを北朝鮮に認めさせるべきだと強調し、「それができないのであれば、会談は時間の無駄だ」と語った。」

【北朝鮮情勢】米朝首脳会談、北が非核化に応じなければ「時間の無駄だ」 ボルトン次期補佐官 - 産経ニュース

 イラク戦を積極的に提唱したボルトンらしい発言です。ここまでエッジの効いた発言ができなかったために、マクマスター元補佐官は更迭されたわけです。

 ただ、懸念されるのは、トランプ大統領の精神状態が思わしくないことです。失敗が続いており、モラー特別検察官の追求も続いています。非常に不安定な精神状態ですから、日本を見捨てて北朝鮮と一方的に和解するという可能性も捨てきれません。このボルトン発言にせよ、トランプ大統領にどれだけ抵抗できるかわかりません。トランプ政権の最大の弱点は,トランプ大統領本人であるという言い方もできます。ですから、ボルトン親補佐官の主張がどこまで貫徹するかを注意深く見守る必要があります。

 その一方で、金正恩は震え上がっていることはほぼ確実でしょう。フセインカダフィに続き、自分もいよいよ処刑されることを実感しているはずです。むしろ、今回の首脳会談は金正恩にとって裏目であった可能性も捨てきれないのです。