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海兵隊が無人ヘリコプター導入を検討

 無人ヘリコプターが前線の海兵隊に物資を届けるという時代がくるようです。その操作もスマホからというのですから、おそれいります。

 MarineTimesより紹介します。

海兵隊は自動でヘリコプターを運用するソフトウェアのパッケージを実験する計画を立てている。
「こうした支援が受けられれば、大きな自信になるでしょう」とコンバット・インストラクターのクリストファー・オスターハウスは述べている。「パイロットがなしですますことができれば、我々は有人のミッションと接触する心配をしなくてすみます。パイロットに対する危険も心配する必要がありません」
 タブレットを使うことで、たとえGPSにジャミングがかけられていても、海兵隊無人ヘリコプターを特定の地点まで飛ばすことができる、と海軍研究所のスポークスマンであるロバート・フリーマンは述べている。
 現在、海軍研究所は、ヘリコプター自動運転空輸システムを検証している。しかし、おそらくは固定翼機やオスプレイにも適用されることになる、とフリーマンは述べている。このシステムはヴァージニアのオーロラ・フライト・サイエンス社によって開発された。
 ソフトが実装された海兵隊のUH-1Yヘリコプターが火曜日にヴァージニアのクアンティコ海兵隊基地で実演を行った。安全性確保のために連邦航空局の職員が登場していたが、フライトは完全に無人で行われたとフリーマンは述べている。
 海兵隊当局はこのシステムを購入するかまだ決定していない。海兵隊は春のカリフォルニアでの統合軍事演習、シードラゴン2025でも実験を行う予定である」

Marines plan to experiment with autonomous helicopters

 海兵隊のヘリコプターが無人で運用できるようになれば、たとえ撃墜されたとしても人的被害は最小限にとどめることができるでしょう。しかし、考え方を変えれば、スマホでUAVを用いて作戦を遂行することもすでに可能になっているはずです。気がつけば、戦場には人がいないという戦争も見られるのかもしれません。