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中東担当補佐官の辞任

zakzakより紹介します。

「 ドナルド・トランプ米政権で、突然の人事が発表された。トランプ大統領を支える美人高官の一人、ディナ・パウエル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が年明けに辞任するというのだ。パウエル氏はエジプト出身だが、トランプ氏がイスラエルの首都をエルサレムと認定したことと辞任の関係は不明だ。「更迭」が取り沙汰されているレックス・ティラーソン国務長官の後任をめぐる人事に関係しているとの見方も浮上している。

 サラ・サンダース米大統領報道官が8日、発表した。パウエル氏は以前から1年間だけ務める計画だったとし、辞任後も「引き続き大統領の政策を支え、中東政策に取り組む」と述べた

 米CNNも米当局者の話として、「これまでに辞任、または解任された高官と異なり、彼女は大統領と良好な関係を維持している」と伝えた。

 44歳のパウエル氏はエジプトの首都カイロで生まれ、4歳のときに米国に移住した。ブッシュ(子)政権で国務省高官を務め、投資銀行などを経て、1月にホワイトハウス入りした。

 トランプ氏の長女、イバンカ大統領補佐官や、夫のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問に近く、トランプ氏の信頼も厚い。

 ティラーソン氏の後任として、ニッキー・ヘイリー国連大使が就任した場合、その後を受け継ぐとの見方もある。」

トランプ政権“美人高官”辞任の謎 ティラーソン氏の後任人事に関係か - zakzak

 記事では、トランプ大統領エルサレム首都認定とはつなげていませんが、今回は関係があると判断できます。閣僚もエルサレム首都認定は止めたかったはずです。何かトラブルが起きれば、すぐに補佐官の責任問題になるでしょう。たとえトランプ大統領との個人的な関係が良好でも、巻き添えを食らうわけにはいかないというのが本音だと思います。

 逆に言えば、それだけ、今後中東が荒れることになるということでもあります。