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いずれ裏切る韓国よ、さようなら

 トランプ大統領も、(おそらくはダメ元で)日米韓の三国同盟という話を文在寅に提案したはずですが、韓国はそれを話が出た翌日には拒絶しました。韓国はもはや友邦国ともいえない(とっくの昔からそうだという見方もありますが)ということだとおもいます。

 産経新聞は次のように報じています。
「【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅政権が、トランプ米大統領が7日の首脳会談で関与を呼びかけた「自由で開かれたインド太平洋戦略」に「不同意」や「協力の模索」を示すなど、迷走を見せている。中国の海洋進出に対抗するため、安倍晋三首相が提唱した戦略なため、中国の反発を恐れる文政権としては、おいそれとは乗れないようだ。
 「日本は、オーストラリア、インド、米国をつなぐ外交ラインを構築しようとしているが、われわれは編入される必要はない
 大統領府の金顕哲(キム・ヒョンチョル)経済補佐官が、文在寅大統領の訪問先のジャカルタで9日、記者団にこう説明したことが騒動を招いた。別の大統領府関係者も「日本が推進してきたもので、国際情勢を考慮すると、参加は望ましくない」と述べた。
 米韓首脳会談後の共同発表文には「トランプ大統領は、米韓同盟がインド太平洋地域の安全保障や繁栄のための核心軸だと強調した」と明記された。にもかかわらず、韓国側は「トランプ氏の一方的発言だ」と突き放したのだ。韓国外務省報道官は9日、「韓国の政策方向と一致する部分があり、協力方法を模索していける」とし、政府内で食い違いが表面化した。」

文在寅政権がインド太平洋戦略で迷走…安倍晋三首相提唱に不満? 中国を恐れ?(1/2ページ) - 産経ニュース

 外交文書で合意した内容を発表した後で,すぐに裏返すのですから、韓国は信用できないということを自ら証明した形になっています。
 また、米国本国でもこうした鵺のような韓国の対応は批判を招いています。
「米保守層に支持されるWSJは7日付の社説でこんな見出しを掲げた。

 《South Korea’s Bow to Beijing(韓国、中国にひざまずく)》

 米軍の最新鋭迎撃システム「THAAD(高高度防衛ミサイル)」をめぐり、中国から“報復”を受けていた韓国は最近、中国と、(1)米国のミサイル防衛システムに加入しない(2)日米韓の安全保障の協力は3カ国軍事同盟に発展しない(3)THAADを韓国に追加配備しない-ことで合意したとされる。

 WSJは、こうした文氏の「媚中外交」と、北朝鮮に融和的な「従北」姿勢を徹底批判した。文氏の掲げる「バランス外交」を「中国の圧力に直面し、自国や同盟国の安全保障に関して譲歩もいとわない姿勢は、バランス外交とは程遠いものだ」とし、「文氏が取った一連の行動は、(北朝鮮の)金正恩キム・ジョンウン)氏を包囲するための同盟関係を損なうものとなった」と指摘した。」

米WSJ紙、文在寅大統領を激烈批判「信頼できる友人ではない」韓国メディア大騒ぎ(1/2ページ) - 産経ニュース

 WSJに言われるまでもなく、韓国を苦々しく思っているのはトランプ大統領本人でしょう。北朝鮮の脅威に鈍感で、米軍の韓国への協力も正当に評価しないのですから、さして遠くない将来に米軍の撤退はあり得るということでしょう。その可能性を伝えるのが次の産経の記事です。

「 結局、戦時統制権は李明博政権→朴槿恵政権と、歴代保守政権で延期が繰り返された。が、盧武鉉大統領と同じく、文在寅大統領にとって戦時統制権返還は米国との駆け引きの道具に過ぎない。文氏は在韓米軍撤退を見据え、着々と準備を進めている。

 しかも、師であった盧氏の失敗に学んだ弟子の文氏は、「在韓米軍撤退と撤退に伴う対策の研究」を命令し、慌てた韓国軍合同参謀本部が「戦時作戦統制権の返還」へと盧武鉉政権時と同様、再び巧みにすり替え、上申しようとも、確実に看破しこれを却下。在韓米軍撤退へのカジを固定する。

 既に、在韓米軍撤退に向け、静かに、不気味に韓国の極左化が始まっている。最終着地点は、在韓米軍撤退(=米韓同盟崩壊)後の北朝鮮との「合併」だ。

【野口裕之の軍事情勢】在韓米軍高官は韓国を信用せず 文在寅氏&習近平氏&キッシンジャー氏の夢「在韓米軍撤退」(3/7ページ) - 産経ニュース

 今回の北朝鮮危機も、なし崩しに終わり、来年から韓国が北朝鮮に併合されるという漫画のような事態が見られそうです。そして、その時は、対馬海峡を挟んで今世紀最大の冷戦が開始されることになります。冷戦とは言っても、相当の犠牲が予想されます。よほど覚悟しておかなければ、大変なことになる気がします。