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ティラーソン国務長官はいつまでもつか

 ティラーソン国務長官は、今年いっぱいは気力が持つと思います。というか、ようやくトランプ大統領のプロレス的政治運営が理解出来てきた野田と思います。ただ、それでも「いやだ」と言うことはありうるので辞任は否定できないのですが。

 TheHillからです。
 「トランプ大統領は木曜日にティラーソン国務長官が4年間勤め上げるかどうかを明言しませんでした。
 フォックス・ニュースの「イングラム・アングル」という番組で、ティラーソン国務長官が4年間勤め上げるのかと質問されると、トランプ大統領は「そのうちわかる(we'll see.)」と答えました。
 「そのうちわかる。誰が国務長官になるかわからないね」とトランプ大統領は答えました。さらにティラーソン国務長官は政府のトップの外交官として「出来る最大限の仕事をしている」と述べました。
 それでも、この発言は、」もう一度トランプ政権でのティラーソン国務長官の未来に関して疑問を投げかけることになりました。国務長官は先月のNBCテレビのレポートで、夏の口論の後で、トランプ大統領のことを「愚か者」とよび、一旦は辞任を考えていたことが明らかになっていました。
 ティラーソンは,先月、このレポートを否定しようとしました。わざわざ記者会見を開いて、トランプ大統領を讃え、やめるつもりはないと主張したのです。この数週間はメディアの記者会見も数多く応じています。
 確かに、トランプ大統領はしばしば国務長官の発言を否定したり、矛盾する行動を取りました。先月、ティラーソン国務長官北朝鮮と意思疎通を行っていることを暗示すると、トランプ大統領は、ツイッター平壌との交渉を否定しました。「エネルギーをセーブするんだ。レックス。我々はなすべきことをしなければならない」とトランプ大統領はツイッターに書き込んでいました。」

Trump: We’ll see if Tillerson lasts duration of term | TheHill


 煙に巻くのがトランプなので,この発言だけでティラーソンの辞任もしくは罷免と言うことではないと思います。むしろ、周辺の発言、たとえば、ケリー首席補佐官やマクマスター安全保障担当補佐官、それに女婿のクシュナーや娘のイヴァンカの話が決め手になると考えられます。現在の所、トランプの周辺の人脈とはトラブルがないので、大丈夫という結論になるのですがね。