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「知らない兵器」とは生物兵器か?

 プーチン大統領が主張する「知らない兵器」とは生物兵器だったのでしょうか。海外の報道からお伝えします。

 Mail Online からお伝えします。

「 北朝鮮には、ミサイルに搭載可能で、戦争時には敵国に打ち込むことが出来る生物兵器の貯蔵があることが、研究により明らかになりました。
 研究者等が信じているのは、好戦的な独裁者は、炭疽菌ボツリヌス菌コレラ、腸チフス菌、黄熱病、チフス天然痘、それにペストのような細菌を培養する施設を所有していると言うことです。全体主義的なスターリニストの体制は、ミサイル、爆弾、それに飛行機に積み込むことで、病原菌を武器にすることができたのです。
 インテリジェンス企業のAMPLYFIとハーバード大学が作成した報告書は、84万の生物兵器を扱ったウエッブサイトをデータマイニングし、そのうち、23000が北朝鮮との関係があることを突き止めました。「北朝鮮生物兵器プログラム」という報告書によれば、北朝鮮は軍用生物兵器、とりわけ炭疽菌を生産することが出来るとのことです。報告書はさらに「韓国国防省の最近の発表によれば、北朝鮮は10日以内に武器化できる13種類の生物兵器を所持している」と主張しています。

 「炭疽菌天然痘は使用される可能性が高い細菌である」
 報告書によれば、亡命者が主張するように、人々を使い捨て可能な物体として扱ってきたという歴史を考慮すれば、北朝鮮は野蛮な兵器を検証するために人体実験を行っているというのです。報告書はさらに、北朝鮮の体制による細菌の武器化は、1980年代に遡ると主張しています。というのも、北朝鮮は兵士に天然痘のワクチンを注射していたためです。韓国は以前、北朝鮮には3カ所の生物兵器工場があると主張していました。
 この報告書の結論は、「自己満足」に対して警告し、「バイオテロもしくは全面戦争の際に用いられるかも知れない生物兵器潜在的脅威と戦うための努力が必要である」と締めくくっています。この報告書は、ロシアの代議士が平壌から帰国し、「近い将来に」北朝鮮がミサイルを発射するかも知れないと仄めかした後に出されました。
 ロシア自由民主党のアントン・モロゾフは、ミサイルが米国の西海岸を攻撃する計算を目にしたと付け加えています。モロゾフは、北朝鮮の担当者の話として地上まで弾道を無傷で輸送する技術を開発したと語っています。(後略)」

www.dailymail.co.uk

 今回のロシアの使節団が北朝鮮でいろいろなものを目にしてきた結果が、前回の代議士の発言であったと言えるでしょう。核に加えて、生物兵器の弾道ミサイルへの搭載 という話題もでてきました。

 ただ、生物兵器は、運案方法が弾道ミサイルよりも、一般の交通手段を用いて輸送することもできるので、実は核よりも注意が必要なのではないでしょうか。