FirstHedge 明日の投資情報

投資を搦め手で分析します。

やはりおかしなラスベガス銃乱射事件

 前のエントリーでお伝えしたように、どうも、容疑者の単独犯とは考えにくいとアメリカの警察も考えているようです。長々とした記者会見の間、クラーク郡のロンバルド保安官は、共犯者がいたはで、「多分彼はスーパーガイだったんだ」と説明してます。
 ロンバルド保安官もこの3日間ほどは眠れない日だったことでしょう。そのインタビューの内容をお伝えします。

 

  ロンバルド補佐官は次のように述べています。

「これを見てください。この武器に様々な量のタネライト(爆発物)を。これを彼一人でやったと思いますか。文字通り?
 この段階で誰か協力者がいたと考えねばならないでしょう。この仮説が正しいと言うことを現在は検証中です。多分、彼はスーパーガイだったんでしょう。ヒーローではありませんよ。こんな言葉は使いたくないですね。
彼はスーパーだったんですよ。自分で全て行ったのならばね。しかし、私には信じられないんですよ。
 こんなわけで、一軒か二軒、いや二軒ともう一軒のレノの住居は武器、武器に関連する 電子機器、メスキートの自宅の現場検証を行いました。彼にはガールフレンドがいたことがわかっています。こんなことが誰にも話さずに一人で出来たと思いますか?過去数年の間に発生した犯罪捜査を記者の皆さんも検証してください。我々も調査します。」
 加えて、ロンバルド保安官は、パドック容疑者の部屋に紙きれがあったのですが、それは自殺のメモではなく、本人が生き延びて、出来れば脱出しようと当局は考えていると述べました.しかし、その詳細は明らかにしませんでした。

 警察はまた、489名の内、負傷した317名は、すでに病院を退院したと発表しました。
 ロンバルド保安官は、彼がコンサートの群衆をめがけて銃を発射したホテルの部屋にはいるパドック容疑者の姿を捉えたカメラはなかったと述べました。そして、パドック容疑者は車の中に1600発の銃弾と、50ポンドのタネライト(爆発物)を詰んでいたと付け加えました。
 公安関係の職員がNBCニュースに語ったところによれば、ラスベガス銃撃事件の数日前にパドック容疑者と同伴していた神秘的な女性を特定しようとしているそうです。今回の攻撃に関係があるのかはわかりませんが、過去数日のパドック容疑者の足取りを調査するために彼女に話を聞きたいようです。
 結局の所、彼には彼を助けてくれる人間がいたということであり、逃げようともしていた(だから自殺ミッションではなかったのです)。そしておそらくは女性の共犯者がまだ捕まっていない。そしてFBIは、今回の一件が「国内のテロといえる証拠はない」と語っています。

 やはり、ただ事ではない事件という雰囲気がします。