北朝鮮、ミサイルを移動か
ロイターで韓国メディアを引用する形で、北朝鮮内部のミサイルの移動が報じられています。
まずは、ロイターの報道を紹介しましょう。
「北朝鮮のミサイルが数機、平壌のロケット工場から持ち出されたと韓国ＫＢＳが報じています。北朝鮮がさらなる挑発行動をとるのではと懸念されている矢先のことです。
その報道によれば、韓国と米国のインテリジェンスは、北朝鮮のミサイルが、平壌北部にあるミサイル研究開発施設から移動させられたことを察知したとのことです。
それらがいつどこに移動させられたのかは明らかではありません。
それらのミサイルは中距離弾道ミサイル火星12号、もしくは大陸間弾道弾の火星14号の可能性があると報道は伝えています。ただ、現在では当該のミサイル工場は大陸間弾道弾の生産に集中しているとのことです。
韓国の国防筋によれば、その報道の詳細や、北朝鮮の例外的な動きは把握できていないとのことです。
韓国の官僚は、北朝鮮が10月10日の北朝鮮労働党の創設記念日、もしくは18日に開催される中国共産党党大会に合わせてさらなる挑発的な行為にでる可能性があると懸念を表明しています。（以下略）」
North Korea seen moving missiles from development center: South Korean broadcaster | Reuters
金正恩も、現在の北朝鮮を巡る状況が決して思わしくないという自覚はあるのでしょう。そのために、いつ戦争が起きても、最低限の反撃が出来るように、ミサイルを工場の外に持ち出したということだと思います。
