イタリアに世紀末的火山噴火が迫る
にわかには信じられない話ですが、場所を考えれば納得がいきます。しかし、仮に噴火した場合の被害の甚大さは今から想像を超えています。新宿に住んでいるとして、三鷹か吉祥寺で爆発するようなものです。いや、恐ろしい。この場合、ユーロは大丈夫なのでしょうか?
デイリー・ミラーの記事の紹介です。
「火山学者たちは、イタリアのナポリ近郊のカンピ・フレグレイ(Campi Flegrei)とも呼ばれるフレグレイ平野で噴火の兆しがあると警告しています。
カンピ・フレグレイは1980年代から休眠していましたが、昨年数十年の長い眠りから覚めました。専門家たちは現在、その潜在能力を完全に理解し始めています。
火山は80年代に活動の兆しを見せましたが、噴火はしませんでした。地震学者はマグマの流れが噴火を引き起こす恐れがあることを恐れています。
地震学者はこの状況を監視ししてきた。そして、カンピ・フレグレイの地下空間に充満していることを発見しました。そのために、休日には人出でにぎわうナポリの観光地付近で噴火する恐れがあると恐れられています。
アバディーン大学、ナポリ大学のRISSC研究所とオースティンのテキサス大学、それにイタリアのベスビオ火山観測所の共同研究によると、マグマの経路が2キロメートルの深い岩石形成によって閉鎖されたとのことです。
しかし専門家は現在、マグマは、地下の別の場所に移動したと言います。それがナポリの町の近郊だというのです。ナポリの現在の人口は約300万人程度です。」
地図を見ていただければわかるのですが、ナポリの中心部からわずか10km程度です。これは新宿駅から三鷹か吉祥寺といったところです。人工が比較的多い地区で噴火するわけですから、もし噴火すればその被害は予想もつかないでしょう。