緊迫さの度合いが増している
北朝鮮情勢です。2日前には次のような報道もみられました。
「
ドナルド・トランプ大統領は、米軍が
北朝鮮から発射され、米国本土、ハワイ、グアムに到達するあらゆるミサイルを撃墜し、破壊するように軍に命令を下した。
ホワイトハウスの国家安全保障チームに近い筋によると、
北朝鮮が米国の領土であるグアムを標的として弾道ミサイルを発射するという先月の恐喝に対して、米
国防総省に対して撃墜命令が発せられたというのだ。」
さてこのミサイル撃墜命令が実行された場合、いろいろな問題が生じます。まず、日本政府は米国に追従して大陸間弾道弾を撃墜せざるを得なくなるでしょう。とすると、
北朝鮮とも事実上の戦争状態に突入することになります。
ミサイル防衛システムにより、
北朝鮮のミサイルが撃破できれば、状況はいったん沈静化するでしょう。しかし、失敗した場合は、
北朝鮮がさらに核実験を行い、彼らが言うように水爆を完成させるかもしれません。
ここでトランプが
北朝鮮に対して融和的な姿勢で臨めば、安倍首相は完全に立場を失います。危機的な段階に入ったといえるでしょう。