このところの
アメリカ国防総省の動向で注目すべきなのは、第1に、
アフガニスタンへの
海兵隊の増派です。この増派は、トランプ政権の
アフガニスタン戦略によるものではなく、あくまで現地の要請とのことです。ここ数ヶ月でも、
自爆テロで米兵が犠牲になっており、体制の立て直しが急務となっています。
増派で思い出されるのが、2008年の
イラク戦ですが、このときも大がかりな増派により、無事撤退が可能となりました。
第2に、フィリピンの
イスラム国政力に対する介入が
ペンタゴンで検討されていることです。攻撃の主体はドローンになる模様ですが、シリアの情勢も
終結したとはいえず、アメリカ軍が
北朝鮮を攻撃する可能性は減少したと見るべきでしょう。